ムサシ(1)五輪の書より

剣の道をとおして、自らの精神に目覚めようと一生努力を怠らなかった宮本武蔵。
慶長17年4月の「舟島」での佐々木小次郎との息づまる対決をはじめ、さまざまな兵法者に打ち勝っていった。
豊臣勢として戦った関が原の合戦での敗北後、崖下で気絶しているところを沢庵和尚に救われ、「精神」の道へと進んでいく。
武蔵の生きざまを描く大河劇画!!精神の目覚めへつながる剣の道を目指し三年間無我夢中で山にこもって命がけで自らの体力および腕力を鍛えに鍛える武蔵。
来る日も来る日も山野をかけめぐり木剣を振るう。
そして自らの力を世に問うべく京の兵法道場「吉岡憲法」一門の主吉岡清十郎と都の北「蓮台野」で小雨まじりの強風のなか対決する。
身も凍る寒さのなかでの勝敗の行方は?「吉岡憲法」一門吉岡道場の主吉岡清十郎との決闘に勝ったものの、なぜかやり切れないむなしさを感じてしまう武蔵。
思い悩むヒマもなく、清十郎の弟吉岡伝七郎が兄の仇を討つべく武蔵に決闘を挑む。
そして降りしきる雪のなか東山蓮華王院の「三十三間堂」で対決する。
さらにプライドをかけた吉岡一門の総攻撃。
果たして武蔵はどう立ち向かう!!一乗寺村の下り松での「吉岡憲法」一門との決闘で吉岡清十郎の幼い息子又七郎を巻き込んでしまった武蔵。
心をうばわれるひまなく山中の死闘は延々と続くなか、武蔵も全身に大ケガを負ってしまった。
ユイマ浪人の友人の療養所「整命院」での養生後、悩める武蔵はユイマに立身出世の野望のない剣の道をめざした武者修行の旅に出ることを伝える!!武者修行の旅に出た武蔵は奈良「宝蔵院」で槍術に秀でた僧胤栄から「精神の本質」を学ぶ。
その後伊賀の国山中でくさり鎌の名人宍戸典膳、天才剣士佐々木小次郎と舟島で対決する。
小次郎との対決後、戦いを求めず剣の道から得たものを「五輪の書」と題して後世に伝えるために書き残していく。
武蔵の生きざまを描いた大河劇画堂々の完結篇!!続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60006979